ER130 レビュー
ドラクエ10のプレイ画面をキャプチャーしていたKEIANのKHU338が1年2カ月で
故障したので買い替えることにしました。
新しいキャプチャーユニットを購入してわかった事はこのKEIANの
キャプチャーユニットかなりコスパがよかったんです。
当時9380円で購入しています。HDの20Mbpsまでレートを可変でキャプチャー出来て、
7~8Mbpsあたりでも今回購入したほぼ同額のER130の20Mbpsより
シャープな動画を得られます。ただ難点は専用のキャプチャーソフトで
とにかく不安定で使い辛い事とメーカーが佐賀県の小中学校でタブレットが
不良品の山になったKEIANということです。1年2カ月間使えたと書きましたが
実際には8カ月辺りからキャプチャーが勝手に停止するようになりだましだまし
使っていてとうとう1年2カ月でキャプチャーができなくなりました。
10年以上前に確か国内唯一であろうキャプチャーボードの比較サイトを
運営していた事があり大量にいろいろなユニットを扱ってきましたが
キャプチャーボードが故障した経験は無くPC製品の中でも特に故障しない
製品だと考えていたので最初はPC側を疑っていましたが問題判別した結果
キャプチャーユニットの故障でした。KEIANは品質管理さえしっかり出切れば面白い会社なので残念です。
前置きが長くなりましたがER130のレビューをしていきます。今回もドラクエ10のレビューになります。
ちゃんとしたレビューはこちらあたりにお任せして
zigsow.jp/review/423/294460/
ドラクエ10でER130はどうなのかということですが、ドラクエ10に限れば
どんなキャプチャーボードでも大差ありません。
それはドラクエ10ではスクエニの陰謀(癒着)でニコ動以外へのアップロードを
禁止しておりYoutubeが使えないためです。
ニコ動は一般会員40MB、プレミアム会員100MBというYouyubeへ
アップロードしている人からみるとあり得ない制限があります。
例えばER130でキャプチャーしたものをプレミアム会員がアップロードしても
1分以下の動画しか扱えないため圧縮率を上げる動画の加工が必須になってしまいます。
5分や10分の動画に変換すればかなり荒い画質になってしまうことは明白でソースが
いくら綺麗でも大差ありません。
Youtubeが使えれば綺麗な動画を公開できるので残念です。
ではER130おすすめのユーザー考えてみましょう。まずはゲーム専用機じゃなく
PCでドラクエ10やっていてそのPCにHDMIの端子がある方です。
ER130の特徴はHDMI入力をスタンドアロンでキャプチャーが出来ることで
PC不要で編集まで可能なのでこの機械だけでPCがなくとも完結するんです、
が売りなんですが結局アップロードするためにPCないと辛いので微妙な製品なんですよね。
PCなくてもUSBホスト機能を持つスマホやタブレットにNTFS扱えるアプリ入れて
オスmicroUSB-メスUSBケーブルに挿してアップロードも可能でしょうが
そんなことPCすら持ってないユーザーに知識があるのかと。
ただPC1台しかないユーザーならキャプチャーをこの機械任せて
編集やアップロードはPCで行えるので結構便利ですよ。
あとはゲーム専用機とPCが違う部屋にある人にはもってこいですね。
USBメモリへの保存は推奨していませんがWrite20MB/s位でる製品なら
問題なくキャプチャー出来るのでゲーム専用機の横に置いてキャプチャーしたものを
PCに移して加工アップロードにはちょうどいいです。
同価格帯の競合製品は上海問屋のDN-11581になりますがこちらにはリモコンが
ないのとファイルが2G単位で分割されます。分割されるとPCで編集するときに
少々面倒ですね。代わりにFAT32とNTFS両方に対応しているので、
需要があるかはわかりませんがANDROID機で読み込ませやすいでしょうね。
PC接続タイプも含めて1万以下のキャプチャーユニットの選択肢は限られているので
とにかく安くて簡単な操作のが欲しい方にER130かdn-11581のいずれかに
なるのではないでしょうか。
追記
KHU338で取得した10Mbpsの画像があったので比較のためにER130で取得した15Mbpsの動画とつないでみました。
ER130の方がレートが高いのでまともな比較になりませんが、参考にでもなれば